
「走行距離が10万km、20万kmを超えているハイエースって値段はつくの?」とお悩みではありませんか?
結論から申し上げますと、ハイエースは10万kmを大きく超える「過走行車」であっても、高価買取が期待できる場合があります。
本記事では、ハイエースが高く売れる理由をはじめ、年式別の最新買取相場、そして査定額を上げるためのコツをプロの視点から分かりやすく解説します。
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目次
過走行でもハイエースが高く売れる3つの理由

一般的な乗用車であれば、走行距離が「10万km」を超えたあたりから買取価格は大きく落ちていき、場合によっては値段がつかなくなる車もあります。
しかし、ハイエースに関しては過走行車でも値がつきます。ここでは高く売れる理由を3つ紹介します。
1. エンジンの耐久性と信頼性
ハイエースはもともと、過酷な環境で毎日長距離を走る「商用車」として設計されています。
そのため、エンジンや足回りなどの基本構造が一般的な乗用車とは比較にならないほど頑丈に作られています。
とくにディーゼルエンジンモデルは耐久性が極めて高く、定期的なオイル交換などの基本的なメンテナンスさえ行っていれば、30万km〜50万kmを大きな故障なく走り切ることも珍しくありません。
ハイエースにとっての10万kmは、乗用車と比べてそこまで重要視されず、中古車市場でも十分に現役として評価されるのです。
2. 海外市場の需要
日本の車検制度のもとで定期的に整備されてきたハイエースは、世界的に見ても非常に高品質です。
アフリカや中東、東南アジアなどの新興国では、多くの人や荷物を運べるタフなハイエースが「生活の足」や「乗り合いバス」として絶大な支持を集めています。
海外では「走る・曲がる・止まる」が正常であれば、走行距離が20万kmを超えていようが、ボディに多少の傷や凹みがあろうが気にする人は少なく、引く手あまたの状態で高値で取引されています。
3. キャンピングカーや車中泊などのレジャー需要
ハイエースは仕事の現場で活躍するだけでなく、個人の趣味用としての需要も伸びています。
広大な室内空間は、キャンピングカーのベース車両や、車中泊、サーフィン・スノーボードなどのアウトドア用途に最適です。
「新車は高くて手が出ないけれど、中古のハイエースを買って自分好みにDIYしたい」というユーザーが多く存在するため、過走行で価格が少し落ちた車両であっても、国内ですぐに次の買い手が見つかるという強みを持っています。
【走行距離別】ハイエースの買取相場 比較表
【参考車両】
200系スーパーGL(標準ボディ、ガソリン車・ディーゼル車含む全体値)
| 走行距離 | 買取相場 | 残価率 目安 |
| 5~10万km | 約240〜300万円 | 約60~85% |
| 10~15万km | 約200〜280万円 | 約45~65% |
| 15~20万km | 約150〜220万円 | 約35~50% |
| 20万km~ | 約80〜160万円 | 約15~35% |
5~10万km|残価率が極めて高い
国内の中古車市場で最も人気が高く、数々の中古車情報サイトでも3年落ち時点の残価率はガソリン車で最高98%、ディーゼル車で85%前後を記録しています。
状態が良いスーパーGLであれば、300万円以上の高額査定が狙えます。
10~15万km|10万kmの壁が薄い
10万kmを超えても価格が大きく下がらず、一定の需要を保てます。タイミングベルト交換や整備履歴がしっかりしていれば、200万円以上の価格を維持することができます。
15~20万km|輸出需要の本格化
国内向けの需要から海外輸出向けの需要へ変わるゾーンです。
外装の傷が多くても、エンジンの調子やハンドル操作が良好であれば100万円を超える買取価格を実現できます。
20万km以上|価格が底落ちしない
普通車なら「廃車」になる距離ですが、ハイエースであれば20万km、30万kmを超えても、部品取りや海外での需要があるため、数十万円~100万円以上の買取価格がつく場合があります。

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ハイエースをさらに高く売る4つのコツ

ハイエースはもともとのリセールバリューが非常に高い車ですが、車両の仕様や売却時のちょっとした工夫次第で、査定額をさらに上げることが可能です。
1. 「ディーゼルエンジン」と「4WD」
ハイエースの査定において、査定額が大幅に上がる組み合わせが「ディーゼルエンジン」と「4WD」のパッケージです。
この2つが揃っているハイエースは、走行距離が20万kmを超えていても非常に強い需要があるため、査定時には自信を持ってアピールしてください。
ディーゼルエンジン
ガソリン車に比べてトルクが強く、荷物を満載しても力強く走れるため、商用・レジャーのどちらでも圧倒的な人気を誇ります。さらに耐久性も桁違いであるため、過走行になればなるほどガソリン車との価格差が開いていきます。
4WD
国内の豪雪地帯や、海外の未舗装路(悪路)を走る環境では4WDが必須条件となります。
2. 純正パーツの保管とメンテナンスノートの提示
仕事用や趣味のベース車として、ホイールの交換やベッドキットの設置など、カスタムを楽しんでいるオーナーも多いかと思います。
カスタム自体がプラス査定になることもありますが、一番大切なのは「交換した純正パーツが残っているか」です。
海外輸出や国内での再販の際、ノーマル状態に戻せる車両は買い手がつきやすいため、査定額が高くなります。
また、過走行車だからこそ、定期的なオイル交換や整備の履歴が記録された「メンテナンスノート」の有無は重要です。
これがあるだけで、「走行距離は伸びているけれど、状態が良好な車だ」と判断でき、強気の高額査定を出しやすくなります。
3. 商用車特有の「傷や汚れ」はそのままでOK

長年使用してきたハイエースには、荷室の擦り傷やボディの小さな凹みがつきものです。
しかし、売却前に無理に数万円〜十数万円をかけて板金修理をする必要はありません。なぜなら、修理にかかった費用以上に査定額がプラスされることはほとんどないからです。
特に海外に輸出される場合、多少の傷は現地で安く直せるため、査定にそこまで大きく響きません。
修理にお金をかけるくらいであれば、泥汚れを落とす洗車をしたり、荷室のゴミを掃除したり、車内のタバコ・ペットの臭いを消臭しておくといった「印象を良くする清掃」に時間をかける方が、コストをかけずにプラス評価につながりやすく効果的です。
4. 下取りよりも「買取専門業者」を選ぶ
下取りよりも、買取専門業者の方が高い査定額を提示できる傾向にあります。
というのも、ディーラーの査定基準はあくまで国内の減点方式がベースになっているため、10万kmや20万km走っている商用車は「価値がほぼゼロ」とみなされ、廃車費用を請求されることすらあります。
前述の通り、過走行のハイエースの価値を支えているのは「海外輸出需要」です。
1円でも高く売るためには、ディーラーではなく、リアルタイムの海外相場を熟知している「買取専門業者」に査定を依頼することをおすすめします。
まとめ
今回は、過走行のハイエースをテーマに、高く売れる理由や走行距離別の買取相場、査定額をさらに上げるためのコツについて解説しました。
一般的な乗用車とは異なり、圧倒的な耐久性と世界中からの強固な輸出需要を持つハイエースは、10万kmや20万kmを超えていても決して価値がゼロになることはありません。
「古いから」「走りすぎているから」と諦めてディーラーに下取りに出すのではなく、海外市場への流通ルートを持った買取専門店で正しく評価してもらうことが、高価買取を実現するポイントです。
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